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帯状疱疹ワクチン定期接種について

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ページID:0026071更新日:2025年4月17日更新

 帯状疱疹ワクチン定期接種について

 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で「帯状疱疹」を予防接種法上のB類疾病に位置づけられることが了承されました。これにより令和7年4月1日から発症リスクの低減及び重症化予防を目的とした「帯状疱疹ワクチン定期接種」が開始されました。

  横芝光町では、定期接種の体制を整えているところです。準備が整い次第、対象の方へ予診票を送付いたしますのでしばらくお待ちください。6月下旬を目安に郵送いたします。

対象者

過去に帯状疱疹の予防接種を受けたことがない方(注1)で、かつ、次のいずれかに該当する横芝光町民

  1. 令和7年度に65歳を迎える方
  2. 接種日の年齢が60歳から64歳の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
  3. 65歳を超える方については、令和7年度から令和11年度までの5年間の経過措置として5歳刻み年齢ごとに70.75.80.85.90.95.100歳(年度年齢)を対象とし、100歳以上の方については令和7年度に限り全員対象

(注1)帯状疱疹の予防接種(ビケン1回またはシングリックス2回)をすでに完了している方は、基本的に定期接種の対象外です。ただし、一部の接種を任意接種として行った場合は、残りの接種を定期接種として実施可能です(定期接種対象期間に限る)。

令和7年度(2025年4月1日から2026年3月31日)に対象となる人

 
対象年齢 対象生年月日
65歳 昭和35年(1960年)4月2日から昭和36年(1961年)4月1日生まれの人
70歳 昭和30年(1955年)4月2日から昭和31年(1956年)4月1日生まれの人
75歳 昭和25年(1950年)4月2日から昭和26年(1951年)4月1日生まれの人
80歳 昭和20年(1945年)4月2日から昭和21年(1946年)4月1日生まれの人
85歳 昭和15年(1940年)4月2日から昭和16年(1941年)4月1日生まれの人
90歳 昭和10年(1935年)4月2日から昭和11年(1936年)4月1日生まれの人
95歳 昭和5年(1930年)4月2日から昭和6年(1931年)4月1日生まれの人
100歳 大正14年(1925年)4月2日から大正15年(1926年)4月1日生まれの人
100歳以上 大正14年(1925年)4月1日以前生まれの人

使用ワクチン、回数及び町助成額

 
ワクチンの種類

生ワクチン

(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)

不活化ワクチン

(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」)

接種回数 1回 2回
【備考】標準として1回目の接種から2ケ月後に、2回目を接種します。
令和8年3月31日までに2回の接種が完了するようにしてください。
町助成額 確認中 1回当り 確認中
接種方法 皮下注射 筋肉内注射
接種できない方 病気や治療によって、免疫が低下している方は接種できません。 免疫の状態に関わらず接種可能です。
接種に注意が必要な方 輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上おいて接種してください。 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法をされている方は注意が必要です。
効果の持続(接種後5年時点) 4割程度の予防効果 9割程度の予防効果
     
     
     

(備考)他のワクチンとの同時接種について
    医師に相談のうえ、インフルエンザ、新型コロナ、高齢者肺炎球菌等の他のワクチンと同時接種が可能です。

帯状疱疹ワクチン定期接種の受け方

 (1)対象者に町から予診票を送ります。(令和7年6月下旬を予定)

 (2)予診票が届いたら、ご自分の住所・氏名・生年月日・年齢(令和8年3月31日現在)を確認(記入)のうえ、質問事項に回答記入してください。

 (3)医療機関に電話をし帯状疱疹ワクチンを受けたい旨を連絡して下さい。

 (4)シングリックス(不活化ワクチン:乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)を希望する方は、町内医療機関で接種した場合には、2回目の予診票を医療機関から受け取ってください。町外の医療機関で不活化ワクチン1回目を接種した場合には、健康こども課健康づくり班(Tel:82-3400)に2回目の予診票がほしい旨を連絡してください。

 (5)接種後医療機関で、町助成額を引いた金額をお支払いします。

 (6)帯状疱疹ワクチン接種済証(本人控え)を受け取り、ご自身で大切に保管してください。(町への提出は不要です。)

帯状疱疹について

 帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)ウイルスが原因で起こります。
 過去に水痘に感染した方は、治った後も水痘帯状疱疹ウイルスが生涯にわたって神経節に潜伏します。その潜んでいた水痘帯状疱疹ウイルスが、再活性化することで発症する皮膚疾患が、帯状疱疹です。
 帯状疱疹は、他人からうつって発症する病気ではなく、過労やストレス、加齢などによる免疫力の低下が影響し、50歳以上になると発症率が高くなり、70歳代でピークをむかえ、80歳までに3人に1人は発症すると言われています。 

症状

 水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右どちらかに帯状に現れ、強い痛みを伴うことが多く、症状は3週間から4週間ほど続きます。帯状疱疹は頭部から顔面に症状が出ることもあり、目や耳の神経が害されるとめまいや耳鳴りといった合併症がみられることがあります。
 合併症の一つに皮膚の症状が治った後も、3か月から数年にわたり痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。 

予防接種の効果

 帯状疱疹の予防接種は、発症自体を防ぎ、万が一発症しても重症化を防ぐ効果が期待できます。特に高齢者や免疫力が低下している人々には重要な予防手段となります。帯状疱疹が回復した後に長期間にわたって続く痛み、帯状疱疹後神経痛の発症リスクも低下させることがわかっています。

主な副反応

 
ワクチンの種類

生ワクチン

(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)

不活化ワクチン

(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」)

70%以上 疼痛
30%以上 発赤 発赤、筋肉痛、疲労
10%以上 そう痒感、熱感、腫脹、疼痛、硬結 頭痛、腫脹、悪寒、発熱、胃腸症状
1%以上 発疹、倦怠感 そう痒感、倦怠感、その他の疼痛
頻度不明 アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎 ショック、アナフィラキシー

(備考)表の太文字は、ワクチンを接種した部位の症状です。

任意の帯状疱疹ワクチン接種について

  令和6年7月1日から実施しております「帯状疱疹ワクチン予防接種費用助成事業」については、令和7年度については引き続き実施いたします。

  対象者:定期接種の対象者以外の50歳以上の方

  詳細については、町ホームページ「帯状疱疹ワクチン予防接種費用助成事業について」をご確認ください。

   「帯状疱疹ワクチン予防接種費用助成事業」https://cms2023.town.yokoshibahikari.chiba.jp/soshiki/11/24166.html