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例年、5月から9月までの間で、南風が強く吹いた場合に、危険生物であるカツオノエボシが海岸に漂着することがあります。
カツオノエボシは、触手に強力な毒を持つ生物で、刺されると電気ショックを受けたような痛みが走ります。複数回刺されるとアナフィラキシーショックを起こすこともあります。
青いビニール袋のような見た目をしていますが、死んでいるものについても危険なので、見つけても絶対に触らないようご注意ください。
素手で触らず皮膚に刺さった触手をそっと剥がし、アルコールで消毒します。消毒の際に真水や酢を用いると逆効果となるためご注意ください。
痛みや痒みがおさまらない、またはショック症状がある場合には、速やかに病院で医師の診察を受けてください。