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ジャンボタニシによる被害が拡大しています

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ページID:0024170更新日:2024年6月20日更新

ジャンボタニシ(和名:スクミリンゴガイ)とは

 南米原産の淡水巻貝の一種で、昭和50年代に養殖用に海外から導入されたものが野生化し、イネを食害するようになりました。県内では、昭和61年度に初めて野生化が確認されました。
 水田や水路で越冬し、春季に気温が上昇すると活動を始めます。田植直後の苗を食害し、イネの茎や水路の壁などに濃桃色の卵を産みます。一卵塊には約10~200個の卵があり、成貝は5cm程度に成長します。

 今年はジャンボタニシの越冬個体数が多く、また、通常は越冬しにくいとされる大きな貝も多く見られました。水稲の食害も発生しており、特に5月上旬以降に移植した水田で被害が発生しています。

主な防除対策

  • 田の取水口にネットを設置し、貝の侵入を防ぐ。
  • 田植後、水位を浅く※(4cm以下)した栽培管理を行う。
    ※水の中を移動しにくくさせ、食害を防止する。
  • 農薬を適期に散布する。
  • 貝や卵は見つけ次第、捕殺する。
  • 冬期に田を耕うんして貝を破砕するとともに、寒気にさらして死滅させる。
  • 水路の泥上げを行い、越冬している貝を駆除する。

 

参考

千葉県ホームページ <外部リンク>

山武稲作情報 臨時報(令和6年6月10日発行) [PDFファイル/326KB]

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