本文
「リフィル処方箋」とは令和4年4月から始まった制度で、慢性疾患などで症状が安定している患者に対して医師の判断により発行される、一定期間内に最大3回まで繰り返し利用できる処方箋のことです。リフィル処方箋には、処方箋の「リフィル可」欄に医師のチェックと使用できる回数が記載されています。
リフィル処方箋を使用することで、医療機関を受診する回数が少なくなることから、患者にとっては通院にかかる時間や費用を軽減できるメリットがあり、医療費の抑制にも繋がります。
医師が指定した一定期間内に、同じ処方箋を最大3回まで使用できます。
(2回目以降は医療機関への受診は不要)
例)90日分の処方を一度に受けることができます。病院と薬局に行くのは1回だけですが、医師の診察も90日に一度になるため、体調悪化の予兆に気が付きにくくなります。
医師が「薬剤師のサポートが必要」と判断した場合等に行われ、最大3回分の処方箋が発行されます。
分割調剤は以下の3つの場合に行われます。
(1)長期処方されたがご家庭などでの保存が困難である場合
(2)ジェネリック医薬品を初めて使用する際、不安を取り除くために短期間試してみる場合
(3)患者の服薬状況を考慮して、薬剤師のサポートが必要と医師が判断した場合