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「リフィル処方箋」をご存じですか?

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ページID:0024440更新日:2024年7月30日更新

「リフィル処方箋」をご存じですか?

「リフィル処方箋」とは

 「リフィル処方箋」とは令和4年4月から始まった制度で、慢性疾患などで症状が安定している患者に対して医師の判断により発行される、一定期間内に最大3回まで繰り返し利用できる処方箋のことです。リフィル処方箋には、処方箋の「リフィル可」欄に医師のチェックと使用できる回数が記載されています。

 リフィル処方箋を使用することで、医療機関を受診する回数が少なくなることから、患者にとっては通院にかかる時間や費用を軽減できるメリットがあり、医療費の抑制にも繋がります。

リフィル処方箋の使い方

  • 1回目は、通常の処方箋と同じように発行日を含めて4日以内に薬局で調剤してもらいます。調剤後は、薬局からリフィル処方箋が返却されます。2回目以降の調剤の際にも処方箋が必要になりますので紛失しないように大切に保管してください。
  • 2回目以降は、リフィル処方箋に書かれた調剤予定日の前後7日以内に薬局へリフィル処方箋を持参し、調剤してもらいます。2回目以降は医療機関への受診が不要になることから体調や服薬状況の確認のため、1回目から3回目まで同じ薬局で調剤してもらうことが推奨されます。

リフィル処方箋の注意点

  • リフィル処方箋の発行には医師の判断が必要となります。希望される場合は、かかりつけ医にご相談ください。
  • 投薬量に制限のある医薬品や湿布薬など、一部の薬は対象外となります。
  • 服薬中に、体調変化や気になる症状がある場合には、薬剤師や医師にご相談ください。
  • 患者の体調変化を考慮し、リフィル処方箋の有効期間内であっても薬剤師は調剤を行わずに医療機関への受診を勧める場合があります。

 

長期処方箋、分割調剤との違い

 リフィル処方箋 

医師が指定した一定期間内に、同じ処方箋を最大3回まで使用できます。

(2回目以降は医療機関への受診は不要)

 長期処方箋

 例)90日分の処方を一度に受けることができます。病院と薬局に行くのは1回だけですが、医師の診察も90日に一度になるため、体調悪化の予兆に気が付きにくくなります。

 分割調剤

 医師が「薬剤師のサポートが必要」と判断した場合等に行われ、最大3回分の処方箋が発行されます。

  分割調剤は以下の3つの場合に行われます。

  (1)長期処方されたがご家庭などでの保存が困難である場合

  (2)ジェネリック医薬品を初めて使用する際、不安を取り除くために短期間試してみる場合

  (3)患者の服薬状況を考慮して、薬剤師のサポートが必要と医師が判断した場合