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令和5年度当初予算の状況
令和5年度予算編成に当たっては、長引く新型コロナウイルス感染症への対応に加え、急激な円安や物価高騰などにより閉塞感が漂う現状を乗り越え、第2次総合計画に掲げるまちの将来像「人・自然・文化が奏でる暮らし 夢広がる幸せ実感のまち横芝光」の実現に向けて、歳入・歳出の均衡が保たれた、限られた財源の有効活用による、健全性とメリハリのある財政運営を行うものとしました。
成田空港の更なる機能強化に伴う環境対策や地域振興策に関する事業のほか、学校施設の改築事業などを中心に、一般会計と6つの特別会計（病院事業会計含む。）を合わせ209億2,490万円で、前年度に比べ14億4,769万3千円（7.4％）の増額となりました。
一般会計予算の特徴
一般会計の予算規模は、前年度と比べ9.0％増の126億300万円となります。
主な歳入では、自主財源の根幹をなす町税は、景気動向等による町民税の増額のほか、住宅新築軽減の終了と新増築家屋の増による固定資産税の増額を考慮し、予算額は25億8,513万1千円を（2.1％増）、地方交付税は国の地方財政計画による予算額の増額確保等により32億8,000万円(0.6％増）、町債は合併特例事業債、小学校施設整備事業債、道路橋りょう整備事業債など9億3,840万円（92.8％増）を見込んでいます。
一方、主な歳出では、総務費は空港機能強化ＰＲ業務などに係る空港対策事務費の増などがあるものの、横芝駅バリアフリー施設整備事業の終了などにより22億8,961万6千円（1.7％減）、民生費は支援対象児童等見守り強化事業や保育所等給食費助成事業の増額などにより32億6,969万3千円（3.9％増）、衛生費は健康づくりセンター維持管理事業の増などがあるものの新型コロナウイルスワクチン接種事業の減額などにより13億351万1千円（6.3％減）、土木費はその他町道整備事業や町道Ⅱ-36号線道路改良事業の増額などにより6億7,627万2千円（16.7％増）、消防費は防災行政無線更新事業の増などがあるものの、横芝光消防署改築事業の減額などにより6億7,486万2千円（17.8％減）、教育費は横芝小学校改築事業や光しおさい公園スポーツ施設一般管理事業の増額などにより24億332万8千円（75.2％増）となっています。
町債と財政調整基金
町債とは、町が借り入れるお金のことで、今年度の借入額は9億3,840万円（92.8％増）で、財政運営上非常に有利な合併特例事業債や、地方の財源不足を補てんする臨時財政対策債などを見込んでいます。
元利償還額は、平成19年度に借り入れた合併特例事業債（横芝中学校移転改築、町道Ⅰ-7号線、町道Ⅱ-12号線）や平成24年度に借り入れた合併特例事業債（防災行政無線）などの大規模事業に係る償還が終了したことににより元金償還分、利子償還分ともに減額となったことから10億9,143万1千円（6.6％減）となり、年度末の借入残高は97億1,715万7千円（3.5％減）を見込んでいます。
また、家庭における預貯金に相当する基金は、今年度歳出に対する財源の不足分を補うため財政調整基金から4億7千万円を取り崩し、その他基金と合わせて10億185万7千円を一般会計の歳入に繰り入れる予定のため、年度末の基金残高の見込み額は、34億4,872万7千円となります。
特別会計
特別会計は、保険料など特定の収入で事業を行うために一般会計と区別して経理する会計です。
国民健康保険特別会計は前年度比5.8％増、後期高齢者医療特別会計は4.2％増、介護保険特別会計は4.0％増、農業集
落排水事業特別会計は4.9％増、東陽食肉センター特別会計は17.6％増となっており、病院事業会計の収益的支出は5.4％増、資本的支出は2.5％減となっています。
会計別予算の状況及び一般会計予算の内訳については次のとおりです。
引上げ分の地方消費税収の使途については次のとおりです。
引上げ分の地方消費税収の使途について [PDFファイル／67KB]
一般会計及び各特別会計の詳しい内容については次のとおりです。
一般会計の状況
特別会計の状況
- 国民健康保険特別会計当初予算の状況 [PDFファイル／69KB]
- 後期高齢者医療特別会計当初予算の状況 [PDFファイル／65KB]
- 介護保険特別会計当初予算の状況 [PDFファイル／69KB]
- 農業集落排水事業特別会計当初予算の状況 [PDFファイル／60KB]
- 東陽食肉センター特別会計当初予算の状況 [PDFファイル／65KB]
事業会計の状況
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