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平成30年度当初予算の状況

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ページID:0001433更新日:2020年1月14日更新

 平成30年度の当初予算は、第2次横芝光町総合計画の初年度にあたることから、計画の中で掲げた「人・自然・文化が奏でる暮らし 夢広がる幸せ実感のまち 横芝光」の実現を目指し編成しました。合併特例事業や、施設の整備、維持改修に関連する事業を中心に、一般会計と6つの特別会計(病院事業会計含む。)を合わせ177億9,117万円で、前年度に比べ1億3,727万円(0.8%)の増額となりました。

一般会計予算の特徴

 一般会計の予算規模は、前年度と比べ9.9%増の103億3,500万円となります。
 主な歳入では、町税が町民税や固定資産税の増などを見込み24億8,330万円(0.9%増)、地方交付税は合併算定替の段階的縮減などを考慮し27億4,000万円(0.4%減)、町債が合併特例事業債、臨時財政対策債など9億8,490万円(63.0%増)を見込んでいます。
 一方、歳出は、光町中央保育園やまさご幼稚園への保育所等整備交付金や、安心して子育てすることができる各種保育サービスを行うほか、高校3年生まで医療費の無料化、また、高齢者や障害者への生活支援などの民生費が30億9,889万円(7.7%増)、飼料用米への取組などを奨励、支援する需給調整推進対策奨励事業、商工会活動の支援、海水浴場開設事業などの農林水産業・商工費が5億7,192万円(8.6%増)、小中学校の教育振興・施設整備、社会教育・体育施設や図書館の施設管理などの教育費が11億7,849万円(13.3%増)となっています。
 また、町道Ⅰ-14号線道路改良事業(北清水・木戸地先)、町道Ⅰ-10号線道路改良事業(宮川地先)などの幹線道路整備や舗装修繕事業などの町道の維持管理、町営住宅の運営及び管理などの土木費が7億4,943万円(15.8%減)、消防組合への負担金のほか、防災活動や消防団活動の支援、消防車両の更新などの消防費が4億6,449万円(4.5%増)となっています。

町債と財政調整基金

 町債とは、町が借り入れるお金のことで、今年度の借入額は、9億8,490万円(63.0%増)で、財政運営上非常に有利な合併特例事業債や、地方の財源不足を補てんする臨時財政対策債などを見込んでいます。
 元利償還額は、前年度借り入れ見込み額から利子償還額が減少したものの、平成26年度に借入れた合併特例事業債などに係る元金償還が始まることから、10億9,766万円(3.3%増)となり、年度末の借入残高は122億68万円を見込んでいます。
 また、家庭における預貯金に相当する基金は、今年度歳出に対する財源の不足分を補うため財政調整基金から5億2,000万円取り崩し、その他基金と合わせて7億4,569万円を一般会計の歳入に繰り入れる予定のため、年度末の基金残高の見込み額は、32億8,783万円となります。

特別会計

 特別会計は、保険料など特定の収入で事業を行うために一般会計と区別して経理する会計です。
 国民健康保険事業は前年度比19.6%減、後期高齢者医療事業が5.3%増、介護保険事業が4.4%減、農業集落排水事業が14.4%減、東陽食肉センター事業が3.3%増となっており、病院事業会計の収益的支出が4.8%増、資本的支出が14.8%減となっています。

会計別予算の状況

会計名

平成30年度

平成29年度

比較

増減率
(%)

一般会計

103億3,500万円

94億800万円

9億2,700万円

9.9%

国民健康保険特別会計

30億1,500万円

37億5,000万円

△7億3,500万円

△19.6%

後期高齢者医療特別会計

2億7,800万円

2億6,400万円

1,400万円

5.3%

介護保険特別会計

21億2,700万円

22億2,400万円

△9,700万円

△4.4%

農業集落排水事業特別会計

5,270万円

6,160万円

△890万円

△14.4%

東陽食肉センター特別会計

1億9,000万円

1億8,400万円

600万円

3.3%

病院事業会計

収益的支出

15億6,365万円

14億9,250万円

7,115万円

4.8%

資本的支出

2億2,982万円

2億6,980万円

△3,997万円

△14.8%

合計

177億9,117万円

176億5,390万円

1億3,727万円

0.8%

一般会計予算の内訳

歳入

款名称

平成30年度

対前年度比較

金額

構成比(%)

増減額

増減率(%)

地方交付税

27億4,000万円

26.5%

△1,000万円

△0.4%

町税

24億8,330万円

24.0%

2,334万円

0.9%

国庫支出金

10億3,078万円

10.0%

9,082万円

9.7%

町債

9億8,490万円

9.5%

3億8,080万円

63.0%

繰入金

7億4,569万円

7.2%

2億3,692万円

46.6%

県支出金

7億385万円

6.8%

8,938万円

14.5%

諸収入

6億1,503万円

6.0%

1,486万円

2.5%

地方消費税交付金

4億1,080万円

4.0%

4,720万円

13.0%

分担金及び負担金

1億8,067万円

1.7%

4,599万円

34.2%

地方譲与税

1億5,050万円

1.5%

△150万円

△1.0%

繰越金

8,815万円

0.9%

433万円

5.2%

使用料及び手数料

4,811万円

0.5%

△84万円

△1.7%

寄附金

3,000万円

0.3%

△650万円

△17.8%

地方特例交付金

1,000万円

0.1%

100万円

11.1%

その他

1億1,317万円

1.0%

1,115万円

10.9%

合計

103億3,500万円

100.0%

9億2,700万円

9.9%

歳出

款名称

平成30年度

対前年度比較

金額

構成比(%)

増減額

増減率(%)

民生費

30億9,889万円

30.0%

2億2,225万円

7.7%

総務費

18億9,235万円

18.3%

3億7,088万円

24.4%

教育費

11億7,849万円

11.4%

1億3,811万円

13.3%

衛生費

11億5,875万円

11.2%

△727万円

△0.6%

公債費

10億9,766万円

10.6%

3,536万円

3.3%

土木費

7億4,943万円

7.3%

1億215万円

15.8%

農林水産業費

4億9,901万円

4.8%

4,649万円

10.3%

消防費

4億6,449万円

4.5%

2,010万円

4.5%

議会費

9,294万円

0.9%

9万円

0.1%

商工費

7,291万円

0.7%

△121万円

△1.6%

その他

3,001万円

0.3%

0万円

7.1%

合計

103億3,500万円

100.0%

9億2,700万円

9.9%

引上げ分の地方消費税収の使途のついて

 消費税率(国・地方)が平成26年4月1日より5%から8%へ引き上げられたことに伴う、引上げ分の地方消費税交付金については、社会保障施策に要する経費に充てるものとされています。横芝光町では下表の各項目の一般財源に充当しています。

 平成30年度予算
 歳入
 地方消費税交付金 410,800千円
 うち引上げ分の地方消費税交付金(社会保障財源化分) 176,200千円

 歳出
 社会保障施策に要する経費 3,247,099千円
 うち引上げ分の地方消費税交付金(社会保障財源化分) 1,849,223千円


項目

予算額
財源内容
国庫支出金 県支出金 その他特定財源 一般財源
医療 833,282万円 30,970万円 198,325万円 9,984万円 594,003万円
介護・高齢者福祉 595,066万円 2,330万円 2,406万円 11,356万円 578,974万円
子ども・子育て 1,324,023万円 493,021万円 189,384万円 147,220万円 494,398万円
障害者福祉 453,451万円 205,407万円 107,323万円 0 140,721万円
その他 41,277万円 0 150万円 0 41,127万円
合計 3,247,099万円 731,728万円 497,588万円 168,560万円 1,849,223万円

平成30年度の主な事業

 ※ 平成30年度の主な事業は次のとおりです。

『健康で笑顔が輝くまちづくり』(健康・福祉)

子ども医療費助成事業
町内児童等医療費等助成事業
(9,295万円)

高校3年生までの医療費無料化等により、保護者の経済的負担を軽減し、子育て支援体制の充実を図ります。

保育委託事業
(7億6,437万円)

保育が必要と認定した児童を保育園に委託するとともに、保護者の保育料負担を軽減します。

個別予防接種事業
予防接種費助成事業
(4,757万円)

町民の健康を守るため、乳幼児を対象とした「ヒブワクチン」「小児肺炎球菌ワクチン」、高齢者を対象としたインフルエンザワクチンなどの予防接種を実施します。

妊婦健康診査(妊婦・乳児個別健康診査)
(1,553万円)

母と子の健康を守るため、妊婦健診(14回)と乳児健康診査(2回)費用の一部の公費負担を継続します。

がん検診事業・がん検診推進事業
(2,965万円)

がんの早期発見と早期治療を促進し町民の健康の保持増進を図るため、胃がん検診や乳がん検診等を実施します。

【障害者福祉】
介護給付・訓練等給付事業
(3億1,855万円)

障害者に対する居宅介護(ホームヘルプ)、生活介護(デイサービス)、共同生活援助(グループホーム)、施設入所支援、就労支援などのさまざまな障害福祉サービスにより障害者の自立を支援します。

敬老事業(134万円)

がんの早期発見と早期治療を促進し町民の健康の保持増進を図るため、胃がん検診や乳がん検診等を実施します。

『豊かな心を育む教育・文化のかおるまちづくり』(教育・生涯学習・文化)

奨学資金事業(528万円)

経済的な理由により、修学が困難な高校・大学等の生徒学生に対し、将来社会に貢献する人材を育成することを目的に奨学資金の貸付け、給付を行います。

学習指導等講師配置事業(2,666万円)

複式学級解消のための学習支援補助講師や特別な支援を要する児童生徒への校内支援体制を整えるための特別支援教育支援員の配置を行います。 〔配置〕 ・学習支援補助講師 4名 南条小(2名) 大総小(2名)・特別支援教育支援員 12名

学力向上推進計画実施事業(90万円)

学校・家庭・地域・教育委員会が相互に協力し、町内義務教育課程における学力向上に努めます。

小学校情報教育推進事業(3,409万円)

町内小学校へタブレット端末や大型ディスプレイ電子黒板などを配備し、小学校の情報教育を推進します。

文化振興事業(72万円)

小学校5、6年生を対象に、オーケストラ公演など一流の芸術に接する機会を提供する少年芸術教室を開催し、児童の豊かな感性を育むとともに、芸術鑑賞能力の向上を図ります。

図書館ギャラリー運営事業(299万円)

芸術・文化にふれる機会を確保するため、芸術・文化資料等を展示したギャラリーを町立図書館内に開設します。

講座開催事業(131万円)

生涯学習を通じて、生きがいや職業能力向上など自己実現を図り、その成果を地域文化の形成やまちづくりに活用できるよう、学習の機会や場を整え、町民ニーズに合った各種講座を開催します。「おやこであつまれ」「親子チャレンジセミナー」「寿大学」など

『自然と共生する住やすいまち』(都市基盤)

乗合タクシー運行事業(2,691万円)

利便性・公平性・効率性に優れた公共交通体系を確立するため、乗合タクシーを運行します。

幹線道路新設改良事業(3億5,356万円)

─次の道路改良事業を行います。─

  • 町道Ⅰ-7号線道路改良事業【寺方地先】
  • 町道Ⅰ-8号線道路改良事業【横芝地先】
  • 町道Ⅰ-9号線道路改良事業【横芝地先】
  • 町道Ⅰ-10号線道路改良事業【宮川地先】
  • 町道Ⅰ-14号線道路改良事業【北清水・木戸地先】
  • 町道Ⅰ-18号線道路改良事業【宝米地先外】
  • 町道Ⅱ-36号線道路改良事業【富下地先外】

町営住宅大規模修繕事業(5,512万円)

小田部町営住宅の浄化槽を合併処理浄化槽へ転換する工事を行い、水質環境保全を図ります。

本庁舎北側車庫棟改築事業(2億1,733万円)

役場本庁舎北側の車庫棟の改築工事を行います。

『安全で安心して暮らせるまち』(防災・消防・防犯)

消防車両整備事業(3,119万円)

計画に基づき、消防団の老朽化した消防車両を更新します。

  • ポンプ自動車(1-4)
  • 小型動力ポンプ付積載車(1-3)

防犯灯維持管理事業(988万円)

町が管理する道路照明灯や防犯灯をLED器具に交換し、維持管理費の削減を図ります。

防災行政無線維持管理事業(1,030万円)

非常時の情報伝達に瞬時に対応し、処理能力の向上を行うため全国瞬時警報システム器機の更新などを行います。

『地域の特性を活かした活力あるまち』(産業・商工・観光)

需給調整推進対策事業(2,790万円)

主食用米から飼料用米等への転作を行う農家の方へ奨励金を交付します。

商工振興運営支援事業(681万円)

町の商工業の振興を図るため、各種団体へ運営費の補助を行います。

海水浴場開設事業(1,281万円)

海水浴を安全に楽しめるよう、海水浴場の開設、運営を行います。

ちば6次産業化ネットワーク活動事業(2,262万円)

6六次産業化・地産地消法又は農商工等連携促進法により認定された農林漁業者等が、6次産業化ネットワークを構築して取組む加工・販売施設等の整備を行う際に補助を行います。

『互いの理解とふれあいに満ちたまち』(国際交流・コミュニティ)

集会施設保全事業・維持管理事業(204万円)

地域の活動拠点である集会施設の整備・修繕を行います。

基金積立金(2億2万円)

新町建設計画に基づいた事業を行うため、地域振興基金への積立を行います。

ホストタウン交流事業(101万円)

東京2020オリンピック・パラリンピックを契機にホストタウンとなったベリーズの応援と交流を行うほか、日本人オリンピアン・パラリンピアンを招いた講演会やスポーツ教室等を開催し、スポーツ推進体制の充実を図ります。

外国人英語講師配置事業(2,624万円)

小中学校で充実した外国語指導を行うため、外国人講師を配置します。

結婚新生活支援事業(120万円) 経済的理由で結婚に踏み出せない低所得者の方を対象に、補助金を交付します。

※一般会計及び各特別会計の詳しい内容については次のとおりです。

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